ひなた整骨整体院よりお知らせInformation

2020.10.1

本当の健康のために、ウォーキングの質を高める事が大切です!

10月に入り少し過ごしやすい気候にもなり運動を始めやすい時期になってきましたね。

コロナ自粛により運動習慣がある人も運動不足になっているかと思われます。

ネット上の様々な健康情報では食事に関する事が多い中、食事だけでは、病気をある程度予防できたとしても『健康になった』とは言えません!

例えば環境因子など、生きていく上でどうしても避けられないマイナ要因があります。

それが原因で体調を悪くする人は、健康とは言えないでしょう。

マイナス要因にも負けず本当に健康になったと言えるためには運動する事はとても大切な事です!

個人的にはコロナを含めた一般的なウイルス感染予防は、手洗いと運動だと思っています!

身体的理由がある人は別として、運動できるのに運動をしない人は、運動の代わりに日常の活動を増やす必要があります。

そこで、大切なのはウォーキングです!ところがウォーキングにしても、毎日1万歩歩く事を勧める事を推奨するものを良く拝見しますが、『毎日ウォーキング!1万歩!?って無理でしょ!!』

それより歩行の数よりも歩行の質』を意識して変える事をお勧めします。

今や国民の3人1人が意識してウォーキングをする習慣があり、それも年代が上がるほど、ウォーキングの割合や時間が増えているようです。

具体的には60歳代以上の方の実施率男性が61.4%、女性が%50.5%で、また30分以上のウォーキングの割合20歳代53.9%、30歳代が58.2%、40歳代が72.4%、50歳代が76.7%、60歳代以上が88.7%です。

また、病気が予防できる目安となる歩数があります。

【脳卒中、認知症、心疾患】 ⇒ 1日5000歩7.5分(中強度の運動時間)

【肺、大腸癌等、骨粗鬆症】 ⇒ 1日7000歩15分(中強度の運動時間)

【糖尿病、脂質異常症】 ⇒ 1日8000歩20分(中強度の運動時間)

と研究調査結果があります。

しかし仕事をしている世代では外回りの仕事でもしない限り、毎日5000歩以上のウォーキングはハードルが高いですし、そもそもそんなにウォーキングをしたくないかもしれません。さらに個人個人の体力によって5000歩でも辛い人もいます。そこで年齢に関係なく、辛さをカバーしながら誰もが共通に行うことが出来る方法があります。

それは早歩きと、ゆっくり歩きを交互に繰り返して行うインターバル速歩です。

やり方としては自分が最も早く歩行でするスピードを100%とし(早歩きを70%)(ゆっくり歩き、普通の歩行50%)この2つの歩行を3分ずつ交互に行います。1日の速歩時間を15分、週4日以上続けます。

 

正しい姿勢で大股歩きを意識します。50%、70%は個人それぞれの体力に合わせる事ができます。

尚、自分自身がどれくらいのスピードかをわざわざ計る必要はありません、早歩きも普通歩きもイメージとしてスピードの調整で大丈夫です。

大切なのは継続して行い、『習慣』にすることです!

インターバル速歩と通常のウォーキングと比較して行った調査があります。

方法は、60歳前後の中高年2つのグループに分かれて、1日8000歩のウォーキングと15分以上のインターバル速歩のグループが5カ月、週4日以上行った結果、最大酸素摂取量(全身の持久力)ウォーキングの方はほぼ変化がなかったが、インターバル速歩は9%上がり、また太ももの筋力の変化もウォーキングでは2%,に対しインターバル速歩では13%上がっていました。

また最高血圧の変化ではウォーキングでは3mmHg下がったのに対しインターバル速歩では9mmHg下がっていました。

このようにインターバル速歩は習慣化すれば短時間でも効果的な結果が得られます。

今回の5カ月間の調査でウォーキングは結果は出ていませんが、する意味がないというわけではありません!

また、AM10時までのウォーキングは、紫外線も適度に浴びる事で14~16時間後に睡眠ホルモンメラトニンを分泌するので、特に不眠症の方にはお勧めです。1日20分程度の紫外線を浴びる事をお勧めします。

ただし、長時間浴びすぎると紫外線は新型コロナのRNA遺伝子を壊すくらいですから、紫外線を過剰に浴びていると長期的には人間にも悪影響が出てくると思いますので注意が必要です。

本当の健康を手に入れる為には、食事だけでは不十分です。日々身体を動かす事は人生においてとても大切です。普段あまり歩く習慣がない方は、まずは散歩から始めてみてはいかがでしょうか。

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