ひなた整骨整体院よりお知らせInformation

2020.06.1

身体活動を増やし癌の発症リスクを予防

コロナの外出自粛の影響をうけてなのか、普段は行っていなかった運動(特にウォーキング)を取り入れる方が増えている気がします。

そこで今回の記事では、ウォーキングなどの『身体活動を増やし癌の予防』です。

癌を予防・・・?!って思われた方もいると思いますが

実際に13種類(食道腺癌・肝臓癌・肺腺癌・腎臓癌・胃噴門部癌・子宮体癌・骨髄性白血病・骨髄腫・頭頚部癌・結腸癌・乳癌)の癌のリスクが低下したとの研究報告があります。

米国や欧州で行われた12件の観察研究をもとに144万人の19~98歳(平均59歳)の男女を対象に11年間調査されたもので、解析結果ウォーキングなどの活発な運動を週に5日以上行っている人では、ほとんど運動をしない人に比べて癌の発症リスクが20%低下することが明らかになりました。

ではなぜウォーキングなどの運動習慣が、癌の発症リスクを低下させるのでしょうか・・・?

ウォーキングを毎日続けることによって筋肉などの血糖を下げるホルモンであるインスリンの効きがよくなり

体内のインスリンの過剰な分泌を防ぐことができます。

一方で肥満や運動不足の人はインスリンが過剰に分泌されやすく、これが2型糖尿病や高血圧や動脈硬化などが進行しやすくなります。

特に2型糖尿病で細胞から分泌されるタンパク質(サイトカイン)が慢性炎症を引き起こし癌細胞を増殖しやすくさせれるのです!

また、ウォーキングなどの運動習慣で他にも予防効果(脳卒中の減少・アルツハイマー病の予防・鬱、不安の抑制・心疾患の予防改善・肝機能改善・膵臓、免疫機能亢進・骨密度増大など)があります。

運動すれば何歳でも筋肉は作られます。

そして、最近の研究では筋肉は身体を動かすためだけではなく、病気と戦う役割もある事が推測されてもいます。

癌は自身が生存する為に糖質だけでなく骨格筋にあるグリコーゲンやタンパク質をエネルギー源として使う非常にたちの悪い細胞です。

マウスを使った研究で、筋肉増強剤を打たなかった癌マウスは筋肉が減少し、全て衰弱死しましたが、筋肉増強剤打ったマウスは癌細胞が増殖しても筋肉量と体重が維持され10%しか死ななかったと報告もあり、これは癌に羅った時、筋肉が生命維持のために何らかの役割を果たしていることを意味していると思います。

もちろんこれは動物実験の話であり、人間で臨床応用できるわけではありません。

運動と癌の関係はまだ不明なことも多く研究途上にあるようです。

ただし近年次第に分かってきていることは、筋肉から身体を守る有益なホルモン(マイオカイン)が出ている事です。

マイオカインは様々な種類があり、癌や生活習慣病予防に対し様々な抑制効果があります。

ただこちらも動物実験の研究のままで、私たちが生きている間に人への臨床応用がされるのはいつになるやらですが・・・

では私たち自身の身体を守るにはどうすればいいのかは、もうこれをお読みなられている方は、答えはお分かりになられているでしょう。

それは、習慣的な運動をする運動嫌いな人や激しい運動を禁じられている人でも運動替わりになる事を習慣的に行うことです!

ウォーキングや運動を否定するものをインターネット上などでも目にしますが

それは過度に行った場合であり、少し息が弾む程度のウォーキングや運動に勝る健康法はありません!

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