ひなた整骨整体院よりお知らせInformation

2020.10.19

当院のピラティスについて

ピラティスとは

ピィラティスは、もともと第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリとして作られたエクササイズです。

そして当院でお伝えしているPHIピィラティスは、THE STUDY OF MOVEMENT(動きの学習)をコンセプトに、理想的な姿勢を学び、理想的な身体の動きを学び、人間が本来もっている機能を引出すことが可能となります。

理想的な姿勢や身体の動きとは・・・

筋肉がもっとも効率よく働く事ができ、なおかつ胸部や腹部の内臓に最も負担のかけない身体の状態である。

ピラティスの原則8つのポイント

・コンセントレーション(集中・意識)

・コントロール(自身の意思に従って動くことができる)

・センタリング(パワーハウス意識)

・フロー(流れるような動きで)

・プリシジョン(指導の正確性)

・ブレス(呼吸)

・リラクゼーション(緊張することなく動きを習得)

・スタミナ(持久力)

そしてこれらを踏まえてピラティスエクササイズを行っていきますが、姿勢の評価を行う際に骨のランドマークをもちいて姿勢を評価しピラティスエクササイズを行っていきます。

姿勢評価

【前額面】

・頭頚部の位置(側屈・回旋)

・両肩の肩峰を、結んだ線

・第10肋骨とASIS(上前腸骨棘)を結ぶ線の長さ

・骨盤の位置(ASISと恥骨結合を結んだ三角形・・・骨盤前方トライアングル)

・膝蓋骨位置(膝の中央)

・足指の位置(第2足̪趾)

【矢状面】

・耳垂(乳様突起)

・肩峰

・第10肋骨とASIS(上前腸骨棘)を結ぶ線

・骨盤の位置(ASIS(上前腸骨棘)とPSIS(上後腸骨棘)の位置の差が2~2.5横指)

・大転子

・膝蓋骨後方

・外果やや前方

胸郭と骨盤のニュートラルアライメントそして、肩甲骨や下肢のニュートラルアライメントを考慮しニュートラルポジションを意識しエクササイズを行い評価していきます。

そしてピラティスを行う際に、欠かせない大切なものの8つの原則の1つでもある呼吸です。

呼吸は人が産まれ人生の中で最後まで行う、必要不可欠な機能です。

現代社会では、デスクワークだけではなく、日常生活でもパソコンやスマホを使用する方が多くなり、ついつい首は前のめりになり、背中も丸くなり、また肩と胸がすぼんだ姿勢をとり、呼吸が浅くなりがちです。
また、呼吸は自律神経系にも密接に関係し調節されます。
楽しい時、悲しい時などなど、この際も呼吸は常に変化します。
 
呼吸は酸素を肺へ送り、体外へ二酸化炭素を排出しガス交換が行われますが、これらを行う為には呼吸筋(横隔膜・肋間筋)などといったたくさんの筋や関節が機能してそして様々な動きにも関与していきます。

例えば、横隔膜は大腰筋という股関節を曲げる筋肉と連結していると言われ、体幹だけでなく下肢の動きにも影響してくるのです。

エクササイズをしている中でも呼吸が正しく行われていないと、筋肉の活動もうまく行えないのです。

結果エクササイズの効果も上がりにくいということになります。

呼吸法としては

鼻から吸って口から吐きます。(吸気時と呼吸時の行う時間の間隔は同じで。)

・吸気時は胸(肋骨)を左右に広げることを意識します。

ポイント・・・左右に広げる事と背中の後ろにも空気を入れるイメージで!

・呼気時は口をハの字で息を吐き、広がった胸(肋骨)をもとの位置に戻すように意識します。

ポイント・・・口をすぼめて吐くと咬筋などの口や首の筋肉が緊張なく息を吐ける!

『注意点』

別の団体での指導などで、お腹を薄くまたは肋骨を締めるなどの呼吸法では背骨周りの筋肉がガチガチに固まりスムーズに動けなくなるばかりか、スウェイバックの姿勢を引き起こす原因を引き起こしかねません。

また、呼吸時に肋骨を前に出しすぎたりすると反り腰や肩をすぼめたりしすぎると肩回りの筋肉がカチカチになりスムーズな動きができません。

※ピラティスの呼吸法の原則にピラティス氏はクライアントにピラティスの正しい呼吸法の指導法を行い、それは伸展理論と屈曲理論と呼ばれる2つの理論である。
伸展理論とは脊柱が伸展の状態にあり、さらに伸展する際に脊柱を支えるために吸気する理論である。
逆に屈曲理論とは脊柱が屈曲する際に深層筋の腹筋群を働かせるために呼気を行う理論である。
これら、ピラティスを学ぶためには重要なガイドラインであるが呼吸法をうまく行えないクライアントに対してこの屈曲理論と伸展理論を無理に行わせる必要ではなく、様々な状況に応じた複数の呼吸法を選ぶことが必要であるということである。

このことからも、ピラティスは上手に呼吸法ができなくても、普段から意識して行えていない呼吸を少しでも意識して、正しい動きを獲得するエクササイズです。
また視覚や聴覚、空間認知、深部感覚など様々な知覚を働かせてエクササイズする事により、身体の内的な意識を高め、身体に対する認識力を高めていける事の手段の1つとしても活用できます。

 

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