首や腰をボキボキならしてもいいですか？ | 富田林で安心・安全の信頼のおけるかかりつけ専門院 ひなた整骨整体院富田林で安心・安全の信頼のおけるかかりつけ専門院　ひなた整骨整体院

率直な答えとしては、よくないです！

バキバキ鳴らす施術や整体にはリスクや危険性が伴います。

指を強く曲げた時にポキっと音がなりますよね。

その時、関節の中でキャビテーションという物理的な力が加わった時にポキっと音がなっています。これは関節内部では滑液の流れの中で真空に近い部分ができ、そこで小さな気泡が多数生じた際にそれらがはじけ

大きな音が出る音が『ボキ』ってやつです。

この際に強い衝撃が生じ関節内部を傷つけ、損傷している可能性があります。
これをエロージョン（壊食）といい

特に首から腰の場合、脊髄がありエロージョンにより手足の麻痺やシビレ、生命にかかわる恐れもあります。

具体的に首や腰の関節を頻繁にならすと、椎骨の先端部分などが傷つけられてしまうことがあるというう事です。

そして、これを修復しよと、骨、軟骨が増殖し神経を圧迫して頚椎症性脊髄症などを発症する場合もあり

頭痛、肩こり、耳鳴り、手足の痺れに悩まされる可能性もあります。

また、ボキボキを繰り返している内に、損傷を受けた軟骨が修復するために関節が肥大し太くなる。

これって小学校の時に指をボキボキ鳴らしていると指の関節が太くなるってことを聞いたこともあると思いますが、まんざらでもないということです！

長くなりましたが、結論からいうと・・・

長年にわたり無理に関節を曲げたりしてバキバキしていると

首や腰を支える靭帯やインナーマッスル（深層筋）が緩みすぎて、不安定になとなり無意識に余計な筋肉にも負担がかかり、ケガの原因
や慢性痛または余計に疲労を感じてしまう恐れもあるという事で、注意が必要です。

※＞＞上記にも説明したキャビテーションにより壊食した水車の画像です

バキバキならすと関節にもこうした同じ物理現象が起きていると考えると怖いですよね・・・