ひなた整骨整体院よりお知らせInformation
2021.05.10
腰痛を予防する為のキーポイントとなる筋肉
本日は腰痛を予防する為のキーポイントとなる筋肉です。
腰痛を予防するには腹圧を高める事が必要と、前回の記事で紹介していきました。
そして、その腹圧を高める為のキーポイントとなる筋肉はインナーユニットと呼ばれ4つの筋肉で構成されます。
まず、その一つ横隔膜です。
横隔膜は人の身体の部分では、ミゾオチと肋骨の下の部分(内)にあり、呼吸筋という筋肉の分類になります。
呼吸は肺だけではなく横隔膜を含めた様々な筋肉が呼吸に関与してます。
そして、横隔膜は胸と腹を分けるドーム状の筋肉で主に吸気に機能します。
横隔膜と肋骨は上下に正反対に動きます。
また、下の図の横隔膜(水色)を取り囲む自転車の前カゴみたいな形になっている骨は胸郭といい
呼吸と密接に関係しています。
胸郭は胸椎、肋骨、胸骨とで形成され呼吸の際前後、左右、上下3方向に拡大します。
片方の手を胸に当て、もう片方の手を背中に当て大きく深呼吸をしてみてください。
胸郭の動きが感じれると思います。
>>この胸郭の動きがあまり感じれない方は姿勢が猫背になって呼吸が浅くなっている可能性があります。猫背改善エクササイズをチェックしてみてくださいね。
横隔膜は手足の運動の約30ms前に活動が始まるといわれていて
例えば人が歩き出そうと足を前にけりだす時に足の筋肉を使って動かしているつもりでも、実は足の筋肉よりも横隔膜が先に動き出しているということです。
横隔膜の肋骨部は腹横筋の上部と筋膜連結をしているため
横隔膜と腹横筋の収縮は影響し合っていると考えられます。
腹圧を高める4つの筋肉のもうひとつの筋肉、腹横筋というキーワードが出てきました。
腹筋は聞いたことあるけど、腹横筋って何やねんってなりますよね・・・
実は腹筋といわれるものがは4つあります。
その中でも腹横筋は最も深い部分にあります。
①腹直筋
②外腹斜筋
③内腹斜筋
④腹横筋
④の赤い色の形、腰痛になってお困りになった方は一度は見た事があるのではないでしょうか・・?!
そうなんです!
この④の腹横筋の筋の繊維は横から前に走りコルセットの形にそっくりじゃないですか!
コルセットをずっと着用していると、そのコルセットにたより、せっかくの自身の体にある天然のコルセットがさぼりだすので、ずーっとコルセットに頼った身体になりかねません・・・
人間は使わないとすぐそれに頼る働きがあるので注意が必要です!
そして、腹圧と最も関係しているのが腹横筋なんです。
すなわち、身体に備わっている天然のコルセットを身につけることにより腰痛の予防にも繋がるという事です。
ただ腹横筋だけでは腹圧は高まりません。
腹横筋が収縮するときに横隔膜・多裂筋・骨盤底筋群が協調しユニットとして働く事が必要なんですね。
補足:腹圧を高める4つの筋肉のコア(インナーユニット)なんですが
上記の図にある中層の内腹斜筋や外層の外腹斜筋・腹直筋また広背筋いわゆる
アウターマッスルもユニットとして働くことも大切になります。
また、スポーツやパフォーマンスの向上にはインナーユニットの土台部分の安定性とアウターユニットが協調し
さらに手足との連動させコントロールできる事も大切になります。
それはこちらです。
↓↓↓↓↓
まずおへそを両指で触りそのまま外にお腹を滑らせると少し、ぽこっとした骨に当たります。
その骨から人差し指と中指の指2本分を下へ、さらに人差し指と中指の2本横へ。
この赤丸のところで呼吸法でお腹をへこましていくと他の組織を介してですが指先にお腹をへこましているのに
逆に押し返されるような張りが腹横筋の働きとして感じれます。
注:呼吸法をするときに腰が反りすぎや身体がくの時になって表層の腹直筋が働きすぎないように注意が必要です。
中指は一番感覚器が鋭いので、中指で腹横筋の働きを感じ取ることをおすすめします。。
そして、この部分がしっかり機能していないと
腹圧がはいりにくくなることで、腰痛の原因の可能性もあります。
まとめ・・・
腹横筋は付着部位が、上が横隔膜に、下は骨盤底筋群に、後ろは多裂筋と重なり
インナーユニット(コア)の機能に大きな役割を持っています。
・上の横隔膜が屋根
・下の骨盤底筋群が床
・後ろの多裂筋が後ろの壁
腰痛のある方に気をつけて頂きたいことがあります。
腰痛が悪化し薬も効かないようになってしまった方を当院でも多くお診受けます。
そこまで腰痛が悪化してくると様々な日常生活への支障をきたすことになります。
・普通に歩けない
・家事や仕事ができない
・熟睡できない
このように困り果てないうちに、痛み止めの薬やシップで様子をみるのではなく、早めの対処をする事がとても大切です。
>>坐骨神経痛や腰痛・ヘルニアで治療院を探すのにお困りでしたら治療院を選ぶ基準にもなると思いますのでこちらも
是非一度お読みください。
・腰痛とは
・腰痛の症状
・腰痛の原因
なぜあなたの腰痛は改善しないのか・・・?
>>もしあなたが根本的な腰痛の改善を望むなら、まずは腰痛の事を詳しく知る必要がります。
日頃より衛生管理には注意をしておりますが、ご来院頂く患者様が安全かつ安心して治療を受けていただく為に衛生措置を徹底して行っています。
◆施術者の体温チェック
◆施術者、スタッフのマスク着用
◆施術毎での手洗い、消毒
◆出入り口自動ドア、スリッパ、トイレの持ち手などの手が触れる可能性のある場所の消毒
◆施術ベッド、枕の施術毎での消毒
◆施術毎でのフェイスタオルの交換
◆物理療法機器の消毒
◆施術室、待合室など定期的な換気と消毒
当院では検温も実施していますのでご来院される方々にはご協力の程よろしくお願い致します。
ご来院していただく方々には、安全かつ安心してご通院していただけるよう、これからも最善の感染防止対策に努めてまいります。